秋季2部リーグ2位(7勝3敗)で完結

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

みなさんこんにちは。東洋学園大学硬式野球部です\(^^)/

先週末の11/7(日)に行われた、日本大学生物資源科学部との試合を持ちまして、今季リーグ戦日程を無事に終えることができました。これに伴い、4年生(8期生)の大学野球に一つ区切りがつきました。

最終戦となった日本大学生物資源科学部戦は、4年生を元気よく送り出すかのように、東洋学園のらしさが発揮された試合となりましたので振り返っていきたいと思います。

先攻は日本大学生物資源科学部、後攻は東洋学園大学で試合開始です。

1回表、先発のマウンドには2年吉田が上がります。今季2試合目の登板を初先発という形で迎えましたが、アウトすべてをゴロで打ち取り無失点で抑えます。

1回裏、1番は副将4年の斎藤圭です。今季ホームランを打ってから中々状態が上がりませんでしたが、この1打席目では斎藤圭らしさを見せつける右中間へのスリーベースヒットで出塁します。無死3塁のチャンスで2番岑地はレフトへ犠牲フライを放ち、幸先よく1点を先制します。

さらに続く3番の4年キャプテン宮澤がフォアボールで出塁すると、1球目と2球目それぞれで盗塁を成功させ、1死3塁のチャンスを作ります。ここで4番の2年清水がきっちりとライトへ犠牲フライを放ち、2点目を奪います。

2回裏、先頭9番の2年厚美がフォアボールで出塁して盗塁を決めると、1番斎藤圭の進塁打と2番岑地のライトへのタイムリーヒットで3点目を奪います。さらに続く3番宮澤が3ボールからライトへ鋭い打球を弾き返し1点を追加すると、その打球をライトが後逸したため一気に本塁を狙いますがタッチアウト。すでに初回の盗塁で体力を使い切ったようです。

3回表、マウンドには2年の須賀が上がります。公式戦初登板となりましたが、打者3人に対して2個の三振を奪うなど、素晴らしい投球を見せます。元々気持ちが強く崩れない投手でもあるので、今後も期待したいと思います。

3回裏、初登板の須賀に影響されたのか打撃陣にも気合が入ります。先頭4番の清水がレフト前ヒットで出塁すると、続く3年中松がセンター前ヒット、さらに3年中村が内野安打と続き無死満塁のチャンスを作ります。ここで7番の2年矢野がセンター頭上を越すタイムリーツーベースヒットを放ち一気に3点を追加し、さらにその後ワイルドピッチで生還して、この回4点を追加して8対0と大きくリードを広げます。

4回表、マウンドには3年の安達が上がります。安達も公式戦初登板となりましたが、わずか9球で3アウトを取り、無失点で次につなげます。

4回裏、先頭2番の岑地が内野安打で出塁すると、3番宮澤がフォアボールでつなぎ、4番清水の内野ゴロで1死2・3塁のチャンスを作ります。ここで迎えるのは、ここまで2安打の5番中松です。1ボールからの2球目をレフトへ弾き返し2点を追加します。この日、初めての猛打賞を記録するだけでなく、公式戦初打点を挙げることができました。4年生からも期待されていた苦労人が、先輩たちのために殻を破った瞬間でした。これからの活躍を期待したいと思います。

5回表、マウンドには3年の兵頭が上がります。MAX137km/hのストレートとキレのあるカーブで一球も前に飛ばせることなく、3個の三振を奪いリーグ戦で投げてきた貫録を見せつけます。いつもしてほしいです。

5回裏、先頭8番の1年和智がヒットで出塁すると、ここで代打2年小林がコールされます。今季はサードコーチャーをメインに、チームのムードメーカーとして頑張ってきた彼にベンチは大盛り上がりです。少し硬くなったのか、2球で追い込まれてしまいますが、3球目をライト線へ打ち返します。しかし、ライトが元々詰めていたのかキャッチされてしまいヒットとはなりませんでした。少し期待させて落としてくるあたりはご愛嬌でした。控えに甘んじず、レギュラーになってくれることを期待したいと思います。

6回表、マウンドには2年の寺内が上がります。力のあるストレートとキレのあるスライダーを武器にテンポよく相手を追い込み、13球で3奪三振と圧巻のピッチングを見せます。この日のピッチングを自信とし、やってきたことを信じるだけでなく、これからも慢心せず努力して成長してくれることを期待したいと思います。

6回裏、1死から3番宮澤がライト線へツーベースヒットを放ち出塁します。キャプテンとして最後の打席は、入学してから課題としてきた打撃の成長を見せつける結果でした。4打席2打数2安打2盗塁と、すべての打席で出塁し、今季の通算出塁率を5割に乗せてきたあたりはさすがです。続く途中出場の4番の2年長澤がセンター前ヒットで出塁し、今季2個目の盗塁を決めてチャンスを広げますが得点を奪えず。10対0のまま7回表を迎えます。

7回表、コールドゲームを成立させるチャンスがある場面で、満を持して4年のエース青田がマウンドに上がります。無失点で後輩たちが繋いできてくれた流れをキッチリと締めるべく気合も入ります。しかし、先頭の3番バッターにライト前ヒットを打たれて出塁を許します。逆方向を徹底した相手バッターに苦戦するものの2死1・3塁まで持っていきます。是が非でも抑えたい青田は、最後のバッターを空振り三振に切ってとりゲームセット。10対0で7回コールド勝利を収めました。

ということで、最終戦はホームゲームで大勝することができました。また、新たな戦力がアピールをしてくれましたし、3年生たちは間近で4年生の最後のプレーを見届けることができました。この試合をそれぞれがどう受け止めてくれるのか、大切にしてもらいたいです。

4年生のみなさん、4年間本当にお疲れ様でした。また、保護者の方々、大切なお子さんたちを本学野球部に入部させてくれてありがとうございました。真っすぐで厳しく優しい学年だったからこそ、最後まで優勝争いを戦えるチームを作れたのだと思います。今季の成績とチーム状況は4年生たちの努力の結果です。目標にはあと一歩届かなかったものの、大きな爪痕を残してくれました。

3年生以下にとっては新チームの始動となり、来年には新たな部員が入って来ます。今いる部員だけでなく、新たな部員が増えるということは、新たな競争相手が生まれることでもあります。今を見過ぎて胡坐をかいていると、気が付いた時にはチャンスを逃しているかもしれません。緊張感を持ってこの冬を乗り越えてほしいと思います。

また4月まで公式戦がないので、報告できることが減ってしまうかもしれませんが、引き続きブログを拝読していただき、変わらぬご声援をいただければ幸いです。これからも東洋学園大学硬式野球部をよろしくお願いいたします。