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氏名 ・ 出身校 |
紹介 |
1期生 | 葛野 智史 (福知山成美) |
・2012年秋3部 最多奪三振 52個(4勝4敗1S) 1期生のエースとして、このシーズンは9試合に登板する鉄腕ぶりを魅せた。140km/hに迫るストレートと落ち球を武器に、高い奪三振率を誇った。ケガを経験してからは緩いカーブを覚え、緩急をつけた投球で先発から中継ぎ、抑えと幅広く活躍した。大学2年次まではサードとして出場することもあり、なんやかんや失策0という器用さは、投手のフィールディングでも光るものがあった。 ※創部当初はDH枠を使わない時もあった。その時、犠打成功率100%だったことも彼の魅力である。 |
2期生 | 佐藤 勇太 (関東第一) |
・2012年秋3部 最多盗塁 10個 50m5秒台で走り抜ける脚力を武器に、強肩巧打の3番打者としても活躍した。入学当初は内野手だったが、外野手にコンバートしてからは守備に対する不安が一掃されたのか、打撃にもプラスの効果が表れると、公式戦でホームランを打つまでに成長しただけでなく、高い得点圏打率も誇った。また、正確かつ強烈な送球は相手走者の足を塁上に釘付けにするなど、試合の重要なポイントを抑えてきたキープレイヤーである。 |
3期生 | 岡本 拓也 (八千代松陰) |
・2013年春3部 首位打者 .409(22打数9安打) ・2016年秋2部 首位打者 .462(26打数12安打) 最多打点 10打点 最高出塁率 .563(32打席12安打6四死球) バットコントロールだけでなく、美しい放物線と、広角に飛ばす力が魅力的な選手。8シーズン中7シーズンで計9本塁打を放ち、その内の半分以上がセンターから逆方向という豪快かつ器用なバッターである。厳しいマークを受け続けても集中力を切らすことなく、全シーズンを勝負強い打撃でチームを引っ張り続けた。 走塁意欲が高く、盗塁も複数回記録している。 |
3期生 | 黒澤 蓮 (荒川工業) |
・2014年秋2部 最優秀防御率 2.12(51イニング) 連盟規定の27イニングを大幅に上回るイニングを投げたにも関わらず受賞した。サイドスローから投げられる130km/h中盤のストレートと真横に滑るスライダーを軸に相手を封じ込めた。マイペースな性格が投球にも活き、1秒前後の早いクイックと、ピンチでのギアチェンジが彼の大きな魅力。通算では、満塁時と走者が3塁上にいる時の被打率が0割台というピンチに強い投手である。 |
4期生 | 岩浅 孝 (修徳) |
・2016年春2部 最多盗塁 8個 ・2017年春2部 首位打者 .406(32打数13安打) 最多打点 11打点 身長は165cmと小柄ながらも、パンチ力のある打撃と堅い守備力を武器に1年生からレギュラーとして活躍をした。高校で徹底的に磨き上げた守備力をキープしつつ、大学では打撃力強化に取り組むと、大学3年次から段々と成果を出していく。4年の春に首位打者と最多打点の2冠を獲得すると、秋にはホームランを放つだけでなく、4番を任される試合があるなど、攻守ともにチームを引っ張った。 |
4期生 | 柴田 大範 (関東第一) |
・2016年秋2部 最多勝利 3勝2敗0S このシーズンでは3年生ながら6試合に登板すると、50-2/3イニングを投げ、防御率1.07と抜群の安定感を見せた。リーグでは唯一の50イニング以上を投げており、その鉄腕ぶりは舌を巻くほどの活躍であった。特に優勝した駿河台大学との第2戦で見せた延長13回の激戦では、再三のピンチを凌ぐ丁寧な投球と最後までマウンドを譲ろうとしなかった立ち振る舞いにはエースの風格が漂っていた。 |
4期生 | 比嘉 仁人 (柏日体) |
・2017年秋2部 最多盗塁 9個 1年次からスタメンとして活躍し、セカンドを中心に守りの要として活躍した。 選球眼の良さと足の速さに定評があり、当初は繋ぐ役に徹することが多かったが、打撃への高い向上心を持ち続けて練習に取り組み、4年次には3番を任されるようになっただけでなく、試合でホームランを打てるまでに成長した。守備に関しては誰にでも厳しく、二遊間を4年間組んだ同級生の岩浅と、チームの守備力向上に大きく貢献した。4年秋には2部で自身初タイトルである盗塁王を獲得した。 |
7期生 | 松野 十三 (修徳) |
・2019年春2部 最多本塁打 3本 最多打点 18打点 1年次から打撃陣の中心として活躍し、大学3年春に嬉しい初受賞(2冠)となった。歴代のチームの中でも最多本塁打受賞者は初であり、1シーズン3本塁打の壁を破った初めての選手である。このシーズンでは初戦で満塁本塁打を打ったことを皮切りに、1試合9打点や1試合2本塁打を記録するなど、記録づくめの成績を残した。打率は0.297だったものの、長打率0.622、OPS0.937を記録し、主砲の名に恥じない活躍を見せた。 |
7期生 | 渡邉 陸 (横浜) |
・2019年秋2部 最多本塁打 3本 彼の大きな弧を描いたスイングは、真っすぐに球を捉え、低い弾道を保ったままフェンスを越えていった。 1年次から打撃陣の中心として活躍し、大学3年秋に嬉しい初受賞となった。前シーズンに受賞した同期の松野に続き、2人目の最多本塁打受賞者である。なお、2季連続での同タイトルの獲得はチームとして初となり、打撃力を武器とした7期生の活躍を見せつける1年となった。 |
8期生 | 宮澤 凌 (叡明) |
・2021年秋2部 最多盗塁 8個 決して体格に恵まれた選手ではなかったが、毎朝の特打と思い切りの良いプレーがはまり、3番打者として主軸を務めた。 また、守備ではセカンドとサードを主に守り、球際に強い選手としてチームのピンチを幾度となく救ってみせた。 攻守にバランスの取れた主将として、4年秋には2部で3割に近い打率を残しただけでなく、自身初タイトルである盗塁王を獲得した。 |
8期生 | 青田 将志 (成立学園) |
・2021年秋2部 最優秀防御率 1.20(30イニング) MAX140km/hを越えるストレートと、2種類のスライダーを使い分けて打者を抑え込んだ。入学時は体の線も細く、ストレートもMAX130km/h前後だったが、3年春にチームの主軸であるという自覚を持ってからの成長は著しく、自身で課した厳しい練習に励み急成長を見せた。4年秋には2部で最優秀防御率のタイトルを獲得しただけでなく、被安打16本と、1試合平均被安打5本以下の安定した投球を見せてくれた。 卒業後は日本海オセアンリーグの福井ネクサスエレファンツに入団し、東洋学園大学史上3人目のプロ野球選手となった。 |
9期生 | 池田 来夢 (篠崎) |
・2022年春2部 最多勝利 5勝0敗0S 最優秀防御率 0.72(49-2/3イニング) 最多奪三振 58個 MAX146km/hのストレートを武器に被打率0.154、WHIP0.91と抜群の安定感を披露した。 リーグ戦の中でギアの切り替えや緩急の付け方を身につけていき、長いイニングを投げられるようになっていった。 普段から黙々と自身の練習メニューをこなし、あまり感情を出さない選手だが、ここ一番での気迫とボールの勢いは鬼気迫るものがあり、勝ちへの貪欲な投球が魅力的な選手である。 |
9期生 | 中村 健人 (横浜南陵) |
・2021年春2部 最優秀出塁率 .600(21打数11安打4四死球) ・2022年春2部 最優秀出塁率 .645(20打数9安打11四死球) 高いバットコントロール技術と選球眼で、チームの主軸として活躍した。 2021年春は、規定打席数が2足りなかったものの、そこが凡打として換算しても出塁率が1位であったため、最優秀出塁率を受賞した。なお、打率は.524を記録しており三振0個という高いバットコントロール技術を見せつけたシーズンとなった。 さらに翌年の2022年春には、打率.450を記録しただけでなく、得点圏打率.600、長打率.700、OPS1.345と主軸に相応しい成績を残した。 守備では、3年次まではセカンドを守ることが多かったが、このシーズンではファーストとして安定した守りを見せた。 足の速さにも定評があり、セーフティーバントや盗塁等、攻撃の幅を広げられる選手である。 |
10期生 | 矢野 聖人 (拓殖大学紅陵) |
・2022年春2部 最多打点 14点(40打数17安打 .425) 2本のホームランを含む17本のヒットを積み重ね、最多打点以外にも最多安打を記録しただけでなく、塁打数もリーグトップを記録し、長打力のある1番バッターとしてリーグ優勝に大きく貢献した。 また、盗塁数もチームトップを誇り、守備ではチームの要として主にセンターを守るなど、走攻守に渡り幅広く活躍した。 |
10期生 | 平田 伊吹 (暁星国際) |
・2023年秋2部 最多勝利 3勝0敗1S 開幕戦に先発投手として勝ち星をあげると、その後はリリーフで7試合に登板して2勝1Sをあげた。このシーズンでは合計8試合に登板し、難しい場面での登板も多かったが大活躍を見せた。 今まで課題となっていた浮き球が改善され、緩急を使って安定してストライクカウントを作れるようになったことが、大きな要因と考えられる。また、主務としてもチーム運営を支えた小さな巨人。 |
13期生 | 稲垣 歩 (蓮田松陰) |
・2024年春2部 首位打者 .433(30打数13安打) 1番バッターとして開幕戦から猛打賞を記録すると、8試合中4試合で複数安打を記録した。途中、足首のケガで2試合欠場したものの、調子を落とすことなく走り切った。 また、ショートという負担の大きいポジションではあったが、開幕戦の1失策のみで、守備面においても大きな活躍を見せた。 打率2位の和智(主将)とは4厘差だったが、デッドヒートを制して2年生ながら嬉しい初受賞となった。 |