みなさんこんにちは。東洋学園大学硬式野球部です。
雨が多く、コンディション調整やグラウンド整備も大変な1週間となりましたが、週末にはなんとか試合を行うことができました。早朝からグラウンド整備を行ってくれたスタッフ・部員たちに感謝します。
昨日、5月15日(日)に東京都立大学との春季リーグ戦第8戦が行われましたので、振り返っていきます。
先攻は東京都立大学、後攻は東洋学園大学で試合開始です。
1回表、東洋学園大学のマウンドにはエースの4年池田が上がります。先頭バッターから見逃し三振を奪うものの、次の打者にフルカウントからフォアボールを与えてしまいます。しかし、続く3番バッターをセカンドゴロのゲッツーに打ち取り、三者凡退とします。
1回裏、先頭の3年矢野が初球をレフト前ヒットとして出塁し、続く3年恩田が送りバントを決めて1死2塁のチャンスを作りますが、得点を奪うことができません。
その後は投手戦となり0更新が続きます。試合が動いたのは終盤に入った7回でした。
7回裏、東洋学園大学の攻撃は1死から7番の3年吉越がライト頭上を越えるツーベースヒットを放ち、チャンスを作ります。ここで8番の2年齋藤がセーフティバントを試みると、1塁はギリギリのタイミングでのアウトとなりますが、これで2死3塁となります。このチャンスに代打キャプテン中松がコールされます。なんとしても先制点が欲しい場面で初球から振りに行きプレッシャーを与えます。カウント1ボール2ストライクからの4球目、相手投手の厳しいところを狙った変化球が暴投となり、相手のミスで1点を先制します。
しかしその直後の8回表、1死から1番バッターにヒットを打たれ、さらに盗塁を決められてピンチを招くと、2番バッターにライト前ヒットを打たれ同点とされます。続く3番バッターに送りバントを決められて2死2塁とすると、ここまで2安打を許している4番バッターを迎えます。
ここでピッチャーを池田から4年兵頭に交代します。逆転のピンチでマウンドに上がった兵頭ですが、140m/hを超えるストレートで空振り三振を奪い、得点も流れも与えません。
すると8回裏、ここまで2安打の1番矢野がデッドボールで出塁すると、その後2死1・3塁として5番の3年清水を迎えます。1つ前に満塁のチャンスを生かすことができず悔しい思いをした清水が、フルカウントから粘った8球目、二遊間への内野安打を打って逆転に成功します。
9回表、兵頭は先頭バッターをヒットで出塁させるものの、6、7、8番バッターを三者連続三振としてゲームセット。2対1で勝利しました。兵頭は今シーズン初勝利です。
これでチーム史上初の2部リーグ1シーズン8勝となりました。残り2試合となりましたが、変わらずチーム全員で勝利を目指して突き進みます。
次の試合は、今週末の5月22日(日)に本学グラウンドで行われる第1試合(9時30分試合開始予定)、東京学芸大学との一戦になります。勝てば2部初優勝が決まる試合です。
引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします。