みなさんこんにちは!東洋学園大学硬式野球部です!
気が付けば4月ももう終わりが近づいており、夏らしさが少しずつ感じられる今日この頃です。
さて、本学硬式野球部は4月23日(土)に、リーグ戦第4戦となる東京学芸大学との公式戦を行ってきましたのでご報告いたします。
先攻は東洋学園大学、後攻は東京学芸大学で試合開始です。
試合は初回から動きます。1回表、ここまで好調の1・2番をわずか3球で抑えられ、あっさりといくと思いきや、3番の3年岑地が初球のスライダーに上手く合わせてバットを振りぬくと、打球は一直線にライトスタンドポール際へ飛びます。皆が呼吸を忘れ静かに打球の行方を見守ると、「カーン」と甲高いポール直撃の音がグラウンドに響き渡り、それをきっかけに大きな歓声が上がります。貴重な先制点を3番岑地のホームランで取りました。
※先制ホームランを放った岑地
点を取った直後の1回裏、先発のマウンドには4年生エースの池田が上がります。先頭バッターを空振り三振に切って取ると、その後もしっかりと抑えて無失点の立ち上がりとなりました。
3回表、2アウトから先程の打席でホームランを放った岑地がバントヒットで出塁し、続く4番の3年長澤がセンター前ヒットで続くと、相手センターの失策も絡み2アウト2・3塁とチャンスを作ります。ここで5番の4年中村もセンターへヒットを放つと、3塁ランナーの岑地が生還して1点を追加します。さらに2塁ランナーの長澤も本塁を狙いますがセンターからの好返球もありタッチアウトとなり、もう1点とはいきませんでしたが、2対0とリードを広げます。
ここからは両投手が踏ん張りお互いにチャンスをつくるものの得点を奪えず0更新が続きます。試合が動いたのは7回表です。7番の3年清水がセンター前ヒットで出塁すると、続く8番の3年吉越が1球できっちりと送りバントを決めて1アウト2塁のチャンスを作ります。ここで9番の2年齋藤がセンター前ヒットを放ち、1アウト1・3塁として1番の3年矢野を迎えます。
ここまで3試合で7打点とチーム最多打点となっている矢野は、1ボール2ストライクからの5球目を弾き返すと、これがセンターへの犠牲フライとなり3点目を奪い取ります!その後もチャンスを広げるものの得点はこの1点のみとなりましたが、貴重な追加点を取ることができました。
すると7回裏、ここまで無失点の池田がヒットとフォアボールで2アウト満塁のピンチを迎えます。4番バッターとの真っ向勝負、初球はボールとなりますが、その後は遊び球無く攻め続け4球で空振り三振を奪いピンチを切り抜けます。
そして迎えた9回裏、フォアボールとこの試合初めての長打を打たれて1点を失うものの、最後は粘る3番バッターを空振り三振に切って取り、3対1でゲームセット。池田は9回11奪三振1失点で完投勝利を挙げました。
※完投勝利を挙げた池田
これでチームは4連勝となりました。次は4月30日(土)に高千穂大学との試合になります。まずは目の前の一戦に全力を上げて、最高の形でリーグ戦を折り返せるよう頑張りますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。