リーグ途中経過のご報告

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みなさんこんにちは!東洋学園大学硬式野球部です\(^^)/

本当に久しぶりの更新になってしまいまして申し訳ございません。

昨年度はリーグ戦を行うことができませんでしたが、今季は新型コロナウイルス感染症対策の徹底を条件に、リーグ戦を行うことができています。

試合会場として本学も使われておりますが、COVID-19感染症拡大予防のため、野球部関係者以外のグラウンド内立ち入りをご遠慮いただいている状況です。何卒ご理解の程お願い申し上げます。

さて、現在のリーグ戦の現状報告ですが、本学は5勝1敗でリーグ首位を走っております!東京学芸大学との同率首位ですので、残り4戦を死に物狂いで勝ちに行きます!

初戦につまずきはしたものの、そこから5連勝という形です。久しぶりですので、昨日の試合内容をご報告させていただきます。

5月16日(日)対工学院大学とのリーグ戦第6戦目は、先攻が工学院大学、後攻が東洋学園大学となりました。

今季リーグ戦の初戦を2対6で負けている相手に対して、エースの青田(4年・成立学園)で勝負に臨みます。

1回表、工学院大学の攻撃です。青田は先頭の1番バッターを追い込むものの、浮いた球をライト前に運ばれてしまい、先頭バッターを出塁させてしまいます。さらにフォアボールとデッドボールでノーアウト満塁のピンチを招いてしまうと、2つの内野ゴロで2点を先制されてしまいます。

1回裏、東洋学園大学の攻撃です。2番齋藤(4年・叡明)が相手エラーで出塁して盗塁を決めてチャンスを作るものの、このチャンスを生かしきれず得点することができません。

2回以降は投手戦となり、お互いに0が記録されていきます。

7回表、工学院大学の攻撃です。1死から内野のエラーとヒットで2アウト1・2塁のピンチとなり、ここで青田から池田(3年・篠崎)に投手が変わります。ここまで2安打の1番バッターに対し、2ボール1ストライクからの4球目を三遊間にはじき返されます。しかし、抜けるかと思われた打球をショート斉藤がギリギリの所で逆シングルでキャッチすると、そのままサードへランニングスローをし、セカンドランナーを刺してピンチを脱します。このワンプレーは、ショート齋藤の好守備・好判断だけでなく、同じ高校でプレーしてきたサード宮澤(4年・叡明)の斉藤への理解度の深さが見てとれるコンビプレーとなりました。

7回裏、東洋学園大学の攻撃です。この流れで得点を奪いたいところでしたが、ノーアウト2塁のチャンスを生かすことができず得点できません。

8回裏、東洋学園大学の攻撃です。先頭の8番岑地(2年・叡明)がデッドボールで出塁すると、続く9番山中(1年・白岡)がフォアボールを選び、その後1番恩田(2年・修徳)が送りバントを決めて、1アウト2・3塁のチャンスを作ります。このチャンスをものにしたい場面で、先ほど好プレーを見せた2番齋藤を迎えますが、サードゴロからの挟殺で得点を奪えず2アウト2・3塁となります。またチャンスを生かせないのかという雰囲気が漂いますが、ここで3番宮澤が三遊間を破るヒットを放って1点を返し、1対2と1点差に詰め寄ります。キャプテン宮澤が意地を見せてくれました。なお、このヒットが今試合のチーム初ヒットとなり、チームのボルテージも上がっていきます。しかし、チャンスが続くものの得点は奪えず、1点差のまま9回を迎えます。

9回裏、東洋学園大学の攻撃です。相手投手が変わり、先頭の6番厚美(2年・城西大学附属城西)が粘るもののセカンドゴロに打ち取られて1アウトとなります。1アウトランナー無しの場面で7番宮内(1年・岩倉)が初球を振りぬくと、鋭い打球は向かい風をものともせずレフトフェンスを越えていき、値千金の同点ホームランとなります。ここまで中々結果の出なかった1年生の表情は、喜びよりも安堵を浮かべた表情のように見えました。さらにツーアウトから途中出場の9番佐藤(2年・実践学園)がレフト頭上を越すエンタイトルツーベースヒットを放ちサヨナラのチャンスを作り、連続フォアボールでツーアウト満塁としますが、3番宮澤がセンターフライに打ち取られ延長戦となります。

10回表、工学院大学の攻撃です。タイブレークのため、ノーアウト1・2塁からスタートとなります。先頭の9番バッターへの初球をキャッチャー佐藤が後逸してしまい、ノーアウト2・3塁とされてしまうと、傾いた流れなのか続く2球目をセンター前にはじき返されてしまいます。サードランナーが生還し、一気にセカンドランナーもホームを狙ってきますが、ここでセンター厚美が矢のような返球を見せ、2人目の生還を許しません。その後、さらにショート齋藤の好守等もあり、この回を1点で凌ぎ切ります。

10回裏、東洋学園大学の攻撃です。タイブレークのため、ノーアウト1・2塁で4番中村(3年・横浜南陵)からのスタートとなります。2対3と、まずは1点を返したい場面で4番中村がきっちりと送りバントを決めてワンアウト2・3塁のチャンスを作り、5番高橋(4年・越谷西)を迎えます。第4戦まで4番として試合に出てきた4年生高橋が、最上級生としての意地を見せます。2ストライクと追い込まれてから厳しいコースを見切り平行カウントまで持っていき迎えた5球目、インコースへの厳しいストレートを捌くと、打球はグングン伸びてレフト頭上を越えるサヨナラタイムリーツーベースヒットとなります。本人も「わからないけど体が反応しました。」というように、ここまでの不調が嘘のような結果が出て劇的な逆転勝利となりました。

以上が第6戦目の振り返りとなります。残り4戦、この勢いのままに優勝を目指して頑張りますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。